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手術の前と後
この話をする前に、第二ラウンドで聞いたお話をしておかなければなりません。 第二ラウンドで入院中に同じ病室に入院していた方(仮にAさん)のお話なんですが。。。 意識が回復していたのに、誰も気づいてくれなかった という怖~い、お話。 Aさんは心臓付近にできた大静脈瘤で入院し手術を受けたあと、ICUにしばらく滞在していたのですが、意識があったけど、周囲の方々(医師や看護婦さん、家族)にそれを伝える手段がなかったらしいのです。でも、Aさんは、それを伝えるべく必死に指を動かしているのですが、看護婦さんや医師が、「こんなに手が震えているので、まだ意識がありませんね」って言って、取り合ってくれなかった。で、それを伝えることができるまでのしばらくの間、ICUで立て続けに3人の方がお亡くなりになったということなのですが、Aさんは(当然ながら)それを薄目を開けて見ていて知っていたそうです。 Aさんは、「このまま火葬場まで運ばれたら怖いだろうな」って思ったっていってました。 でも、その前に心臓が動いている人を火葬場までは運ばない、と思った私です。 というわけで、「何か合図を決めようっ」てことで家内と決めてから手術に望んだわけなんですよ。 じゃぁ、それって何? ってことなんですけどね。それは「指相撲」なんですね。手と手を組んで、親指を押さえたら勝ち、ってやつですよ。で、我が家の場合には、すぐ、人差し指を使って(ズルして)反撃するわけなんですが、それを合図にしよう、ってね、そういうことにしたんです。 ここからは時系列に書きますね。 ●手術終了。主治医からの手術の説明を聞く。(家内ほか) ●病室に運ばれる。 ●病室に家内らが入ることを許される。 ●家内は、自分の手のひらの上に、私の右手(グーの状態)を乗っけた。 すかさず、私が家内の親指を押さえた。 (記憶していない) →つまり、無意識にズルをやっているわけです。 後で、「全然合図になってなかったね」となりました。 ●体が冷え切っていて、電気毛布をかけた。 (記憶していない) ●「痛い、痛い」と言っている。 (記憶している) ●家内の手のひらに字を書いている。 (夢として記憶している) ●私がペンを使って紙に書きたいと身振りで主張。 (記憶していない) ●ペンを持って紙に文字を書く。 (夢として記憶している) →で、書いたのがこれ。↓ 判読不能ではあるが「本当に」までは読める。後は「終わったの?」 なのか「痛い」なのかが不明。なにせ、同じところでペンを動かしているので、文字はぐちゃぐちゃになってしまった。 家内は、「カタカナで書いてぇ」って言ったそうだが、そんなことはまったく記憶にはない。 ●家内が「じゃあね」って言って帰った。 (かすかに記憶している) ●それから数時間後に、「痛い、痛い」と言ったところで完全に目が覚めた。 ●直後、看護婦さんに「今何時?」って聞いて、「10時(22時)半」との答えに「えー、まだ10時半なの」って言っている。 これは、痛みがある状態で夜を明かさなければいけないことに悲観して言っている。 そして、この後、家内に「えーまだ当日なの」(22:26)とCメールした。 ●翌朝7時半に、家内に「おはー」ってCメールしています。 ちなみに、家内の場合には、私が「○○ちゃん」って何度か読んだときにICUで気がついて、「手術早くやってくれないかなぁ」って思ったらしいです。もう終わっているのに。 人によってずいぶん違うもんだ。
by jh7hhn
| 2006-12-16 20:53
| 闘病生活2
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Comments(2)
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